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キャリア形成支援

長崎大学病院 病理専門医研修プログラム

 

更新情報 2017.02.10 長崎大学病院病理診断科「卒後10年目の先輩医師の声」を更新しました!

プログラムの特徴

  • 専門医受験資格要件となる症例数の2倍以上の組織診断10000症例と年間800を越える乳癌の手術症例や200を超える肺癌手術症例を連携施設にて経験可能。
  • サインアウトセッションを始めとする、臨床医との豊富なカンファレンスや病理エキスパートを招聘し、スライドセミナーや勉強会を実施。
  • 病理医不在の病院への出張診断(補助)、出張解剖(補助)、迅速診断、標本運搬による診断業務等の経験を積む機会も用意。
  • 日本病理学会総会における学会発表やグローバル化の観点から、毎年の北米病理学会(USCAP)への演題登録も強く推奨している。

指導医の声

長崎医療センター・伊東 正博先生

 症例数に関してはどの分野においても大学病院同等の症例数があり、病理専門医資格を習得するには非常に有利です。本院では過去8年間に3名が病理医専門医資格を習得し、2016年には1名が専門医試験を受験します。研修期間中に国立病院機構の制度を利用して、高度専門施設での短期研修や2か月間の海外留学や、本院で研修しながら連携大学院で学位取得も可能です。

卒後10年目の先輩医師の声

橋迫 美貴子 先生(卒後9年目)

Q1.後期10年のキャリアの概要
卒後1~2年目製鉄記念八幡病院、卒後3年目大牟田病院(大牟田市)、卒後4年目聖マリア病院(久留米市)、卒後5~6年目九州大学病院(福岡市)、卒後7年目~長崎大学病院 

Q2.これまでに修得した資格・現在修得を目指している資格について
卒後4年目 内科学会認定内科医
現在、病理専門医の取得を目指して勉強中です。

Q3.専攻科を選んだ理由について
ポリクリをまわり終えた5年生の終わりに5年間を振り返り、一番楽しかったのは顕微鏡をみて雑談している時間だったなぁ…と思いました。その時点で将来病理医になることを決めたのですが、研修病院で指導していただいた病理の先生に「病理をするなら臨床も少し勉強しておいたほうがいいよ」とアドバイスされました。研修医時代に呼吸器疾患に興味を持ったので、一旦呼吸器内科に入局し、臨床経験と大学院を経て、現在は病理専門医を目指して働いています。

Q4.研修医に対するアドバイス
人生は一度きり、まわり道も時には必要で、まわり道と思っていたけど実は近道のこともあると思います。私は9年目でありながら、病理専門医を取得するには至っていませんが、臨床に従事したことで得た経験、人のつながりは何物にも代えがたいと感じています。
多くの診療科と病理は関係がありますので、病理専門医を目指していてもいなくても、短期間でも長期間でも病理に来ていただくのは大歓迎です。いつでもウェルカムですので、気軽にいらしてくださいね。

研修プログラム(スケジュール)

本プログラムにおける専攻医は大学院に進学して頂くことが望ましいと言える。その場合、大学院生として病理研修と解剖をしながら、研究も行うスタイルとなる。
このスケジュールでは各施設(病院)での研修と大学での研究を並行して進める為に、無理なくプログラムを消化できるような内容の構成となっている。
1年目から充実したプログラムに則って研修および大学院生としての研究を進め、しっかりとした病理研修を行う。
ただし、大学院に進学せずともプログラムを終了することは可能である。

【本プログラムにおける施設分類の説明】
 基幹施設   :長崎大学病院病理診断科:病理部
 連携施設1群:複数の常勤病理専門指導医と豊富な症例を有しており、専攻医が所属し十分な教育を行える施設
 連携施設2群:常勤病理指導医がおり、診断の指導が行える施設
 連携施設3群:非常勤の病理指導医のみで診断が行われている施設
 連携施設4群:長崎県内では研修できない稀少疾患や特定分野における高い専門性を研修できる特徴的な県外病院で
        1群もしくは2群に準じた体制を有する施設もしくは、他の基幹施設(神戸大、琉球大)。
         これにより、分子病理や小児疾患を含めた全臓器の疾患エリアや技術を高いレベルで網羅する研修が
         可能となる。

【プログラムパターン】

1年目 2年目 3年目
長崎大学病院

2群病院(1回/週)
1群病院
(もしくは4群病院)
長崎大学病院

2群病院(1回/週)
連携病院の1.2.4群を経験できるパターン。
1年目に基幹施設と2年目に1群もしくは、1群と同じ基準を有する県外の4群病院にて基本的手技を学ぶことにより、より広い視野を身につけることが期待できる。特に肝臓・乳腺・がん一般・小児病理等の分野を2年目に充足することができる。高い専門性を有する環境を回ることで、将来大学や1群あるいは4群病院に勤務を行う医師を目指す。
1年目 2年目 3年目
長崎大学病院

1群病院(1回/週)
2群病院

長崎大学病院(1回/週)
2群病院

長崎大学病院(1回/週)
2年目、3年目は主に2群連携施設にて研修を行う。本プログラムを選ぶ際に連携施設で研修することを目的としていた等、目的意識の強い専攻医に対応するパターン。
2.3年目も週1回は基幹施設に来ることで研修の均質化を図る。Common Diseaseへの対応や、臨床医との連携を修得し易い。パターン①よりも高収入が期待される。
その後2群病院への勤務、および1群もしくは4群病院への勤務が主な進路として開かれる。
 1年目  2年目  3年目
1群病院
(もしくは4群病院)
1群病院
(もしくは4群病院)
長崎大学病院

1群病院(1回/週)
1.2年目は連携施設1群で研修を行う。
3年目に基幹施設を中心に研修を行うことで知識と実力を定着させることを目的としたパターン。
大学院への進学を1年目から希望する場合は、4群病院で研修の際もICTを用いた遠隔教育により研究の基本的指導(主義の指導や抄読会など)を行うことが可能である。
1年目 2年目 3年目
 長崎大学病院

2群病院(1回/週)
  長崎大学病院

3群病院(1回/週)
  長崎大学病院

3群病院(1回/週)
2.3年目に連携施設3群にて研修を行う。2年目までに3群においても診療が行える知識と実力を身につけることが要求される。3群における研修の診断は、ICTを用いたデジタル病理による遠隔教育や、大学によるダブルチェックなどで精度管理を実施する。

 

1年目 2年目 3年目
 長崎大学病院

2群病院(1回/週)
(前半)長崎大学病院
     + 3群病院(1回/週)
 (後半)3群病院 
  + 長崎大学病院(1回/週)*
3群病院

長崎大学病院
(1回/週)
3年目に連携施設2群と3群の2ヶ所で研修を行う。多くの経験が積める一方で診断の質のみならず時間当たりの仕事量も求められる。それ相応の資質を有していると目される専攻医のみ選択可能とする。
3群における診断は、プログラム代表者を始め高い指導力を有する専門指導医が全症例をダブルチェックすることで精度管理を実施する。
*デジタル病理による遠隔教育+ガラスによるダブルチェック
1年目 2年目 3年目
長崎大学病院

3群病院(1回/週)*
3群病院*

長崎大学病院(1回/週)
 3群病院*

長崎大学病院(1回/週)
*デジタル病理によるダイナミック遠隔教育+ガラスによるダブルチェック

連携施設(36施設)

県内

長崎医療センター・佐世保市総合医療センター・佐世保中央病院・佐世保共済病院・長崎みなとメディカルセンター
長崎原爆病院・嬉野医療センター・長崎県島原病院・諫早総合病院・長崎病理診断科・長崎北病院・平戸市民病院
長崎県対馬病院・聖フランシスコ病院・長崎川棚医療センター・長崎県記念病院・済生会長崎病院・長崎労災病院
市立大村市民病院・長崎県五島中央病院・長崎県上五島病院・長崎県壱岐病院・井上病院・長崎原爆諫早病院

県外

亀田総合病院・神戸大学病院・琉球大学病院・兵庫県立淡路医療センター・四国がんセンター・富山県立中央病院
沖縄県立南部医療センター・沖縄県宮古病院・はるひ呼吸病院・西尾市民病院・市立砺波総合病院・新潟労災病院

専門研修指導医数

・【基幹施設】6名 【連携施設】21名(平成28年3月25日現在)

プログラム募集要項

・募集人数:4名
・選考方法:書類選考・面接
・処遇:当院規程による
   ※詳細は募集要項をご確認ください。(http://www.mh.nagasaki-u.ac.jp/kaihatu/latter/offer/

問い合わせ先

長崎大学病院 医療教育開発センター(http://www.mh.nagasaki-u.ac.jp/kaihatu/
〒852-8501 長崎県長崎市坂本1-7-1
TEL:095-819-7874 FAX:095-819-7781
Email:kaihatu@ml.nagasaki-u.ac.jp