文字サイズ
  • 通常
  • 大
  • 特大
キャリア形成支援

佐世保市総合医療センター 形成外科専門研修プログラム

更新情報 佐世保市総合医療センター形成外科のページを更新しました!

プログラムの特徴

  • 長崎県佐世保市の病院グループによる研修プログラムです。
  • 病院群で年間1000例以上の症例があります。
  • 症例は多岐にわたり1次から3次まであらゆる症例が経験できます。

指導医の声

部長・木下 直志

 当院は佐世保県北医療圏の基幹病院であり、高度の急性期医療を目指しています。その中で形成外科は、他科と連携し、専門性の高い医療を提供することを心がけています。具体的には悪性腫瘍再建におけるマイクロサージャリ―を用いた再建や、先天異常において,口唇口蓋裂に対しは当科が中心となり他科と連携し、集学的な治療を行います。足趾難治性潰瘍、褥瘡などは他科医師、コメディカルを含め、カンファランスを行い、総合的に治療方針を決定します。また、当院は救命救急センターを併設し3次救急を担うため、広範囲熱傷、顔面骨骨折、手指損傷、切断指を24時間体制で対応しています。専門医取得に十分な症例を経験できる病院です。

研修コース

 佐世保市総合医療センターおよび1つの連携施設で、すべての形成外科専門医カリキュラムを達成することを目標にします。但し、それぞれの施設には取り扱う疾患の分野にばらつきがあるため、不足分を補うように病院間での移動を行っていきます。

ローテーションの一例

 専攻医は月1回の佐世保市総合医療センターカンファランス(症例検討会)に参加し、佐世保市総合医療センターの症例や連携施設の症例を検討することによって、形成外科のあらゆる分野の知識や技術を幅広く修得することができます。

● 専門研修1年目では、一般的な医師としての基本的診療能力、および形成外科の基本的知識と基本的技能の修得を目標とします。具体的には、医療面接・記録を正しく行うこと,診断を確定させるための検査を行うこと,局所麻酔方法、外用療法、病変部の固定方法、理学療法の処方を行うことなどを正しく行えるようになることを目標とします。さらに、学会・研究会への参加およびe-learningや学会が作成しているビデオライブラリーなどを通して自発的に専門知識・技能の修得を図ります。形成外科が担当する疾患は種類が多岐にわたり、頻度があまり多くない疾患もあるため、臨床研修だけでなく著書や論文を通読して幅広く学習する必要もあります。

● 専門研修2年目では、専門研修1年目研修事項を確実に行えることを前提に、形成外科の手術を中心とした基本的技能を身につけていきます。研修期間中に1)外傷,2)先天異常,3)腫瘍,4)瘢痕・瘢痕拘縮・ケロイド,5)難治性潰瘍,6)炎症・変性疾患 などについて基本的な手術手技を習得します。

● 専門研修3年目では、マイクロサージャリーやクラニオフェイシャルサージャリーなどより高度な技術を要する手術手技を習得します。また、学会発表や論文作成を行うための基本的知識を身につけます。

● 専門研修4年目では、3年目までの研修事項をより深く理解し、自分自身が主体となって治療を進めていけるようにします。さらに、再建外科医として他科医師と協力の上、治療する能力を身につけます。また、言語・音声・運動能力などのリハビリテーションを他の医療従事者と協力の上、指示・実践する能力を習得します。

連携施設(2施設)

長崎労災病院・長崎大学病院形成外科

専門研修指導医数

・専門研修指導医:2名(令和5年7月19日現在)

プログラム募集要項

・募集人数:1名
・選考方法:書類選考・面接
・処遇:当院規程による

問い合わせ先

佐世保市総合医療センター
http://www.hospital.sasebo.nagasaki.jp/recruit/ishi/senkoui-2/) 〒857-8511 長崎県佐世保市平瀬町9番地3
TEL:0956-24-1515 FAX:0956-22-4641
Email:sougoh@hospital.sasebo.nagasaki.jp