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キャリア形成支援

専攻医の声

2022年度

長崎大学病院

長崎医療センター

長崎みなとメディカルセンター

麻酔集中治療医学 森本 崇之

卒後
5年

Q.こちらの研修施設や専門研修プログラムを選んだ理由を教えてください。

「麻酔科医はただ眠らせるのが仕事ではなく、すべての臓器を把握し管理する全身管理のスペシャリストであり、真のジェネラリストである」という上級医の言葉に感銘を受けたのが大きなきっかけです。また長崎大学麻酔学教室は手術麻酔だけでなく集中治療、ペインクリニック、緩和医療、救急医療を担っており将来の選択肢が豊富であるのも魅力と感じた理由の一つです。

Q.専攻医として過ごしてみて研修内容、指導体制や診療科の環境、雰囲気はいかがですか? 感想を教えてください。

麻酔科専門医取得に必要な経験症例数がありますが、基本的には入局後2年間でそれをクリアすることができます。また医局全体が教育熱心で、どの上級医も丁寧に指導してくださるだけでなく、週2.3回の若手主体の勉強会もあり、日々の臨床で忙しい中効率的に知識のインプットができます。近年は若手の学術活動も盛んで、若手を中心とした「勢いのある科」だと自負しています。また休日の急な呼び出しなどはないためオフの時間がしっかり確保でき、メリハリのある研修を行えます。

Q.実際に専門研修をする中で、この研修施設や専門研修プログラムを選んでよかったと思うポイントを教えてください。

手術麻酔、集中治療、ペリンクリニック、緩和医療とそれぞれの分野にspecialistがいて幅広く学ぶことができます。また長崎大学病院における手術件数は全国トップクラスであり、小児・産科・心臓・移植麻酔など様々な症例の経験をすることができます。

2018年度

病理診断科 松岡 優毅

出身大学
佐賀大学
卒後
3年目
初期研修病院
嬉野医療センター

Q.あなたの所属する診療科の魅力やお勧めポイントは何ですか?

大学プログラムに則って病理医として研修をスタートのは私だけであることもあって、プログラム責任者をはじめ各施設の先生方にも気軽に相談できる環境で、自分の希望に沿った研修を行うことができています。現在は初期研修もさせていただいた嬉野医療センターで後期研修していますが、臨床側には初期研修で指導いただいた先生も多く、非常にコミュニケーションがとりやすく、病理診断に集中できる良い環境です。 また、外勤先でもいろいろな先生方に切り出し・診断に関して指導していただき、嬉野医療センターでは見ない症例も検討でき日々スキルアップできています。 HPなどでは伝わらない良さがきっとあると思うので、希望の診療科(もちろん病理を志してもらえるとなおうれしいですが)は、直接見て聞いて感じて決めると良いと思います。

Q.この専門研修プログラムを選んだ理由は何ですか?

自分がやりたいことの意思表示がしやすい環境です。家庭との両立も親身になって考えてくれる点。

2017年度

総合診療科 長郷 彰雄

出身大学
旭川医科大学
卒後
6年目
初期研修病院
諫早総合病院

総合診療科は国内ではまだ歴史の浅い新設の科です。現段階では専門性の高い日本の医療の中であり方を模索していますが。初期研修病院でのホスピタリストとしての在り方や、複数の疾患がありながら明確なメインとなる臓器別疾患がない方の診療などを行う立ち位置に魅力を感じて入局しました。プライマリケアからホスピタリスト、大学などでの原因不明疾患の検索など、一次~三次までの多様な在り方も総合診療の魅力だと思います。

2016年度

内分泌代謝内科 酒匂 あやか

出身大学
長崎大学
卒後
3年目
初期研修病院
浜の町病院

地元福岡で初期研修を行い、長崎に戻りました。内科は総合医局で垣根を感じず気軽に相談でき、アットホームな雰囲気で大変働きやすいです。内分泌代謝内科は糖尿病や脂質異常症から、まれな内分泌疾患まで幅広く診療します。育児と仕事を両立されている先輩女性医師も多いのも魅力です。他科患者さんの血糖管理がうまくいったときにはやりがいを感じますし、内分泌疾患をパズルを解くように診断する過程は本当に楽しく日々充実しています。