
麻酔集中治療医学 森本 崇之
Q.こちらの研修施設や専門研修プログラムを選んだ理由を教えてください。
「麻酔科医はただ眠らせるのが仕事ではなく、すべての臓器を把握し管理する全身管理のスペシャリストであり、真のジェネラリストである」という上級医の言葉に感銘を受けたのが大きなきっかけです。また長崎大学麻酔学教室は手術麻酔だけでなく集中治療、ペインクリニック、緩和医療、救急医療を担っており将来の選択肢が豊富であるのも魅力と感じた理由の一つです。
Q.専攻医として過ごしてみて研修内容、指導体制や診療科の環境、雰囲気はいかがですか? 感想を教えてください。
麻酔科専門医取得に必要な経験症例数がありますが、基本的には入局後2年間でそれをクリアすることができます。また医局全体が教育熱心で、どの上級医も丁寧に指導してくださるだけでなく、週2.3回の若手主体の勉強会もあり、日々の臨床で忙しい中効率的に知識のインプットができます。近年は若手の学術活動も盛んで、若手を中心とした「勢いのある科」だと自負しています。また休日の急な呼び出しなどはないためオフの時間がしっかり確保でき、メリハリのある研修を行えます。
Q.実際に専門研修をする中で、この研修施設や専門研修プログラムを選んでよかったと思うポイントを教えてください。
手術麻酔、集中治療、ペリンクリニック、緩和医療とそれぞれの分野にspecialistがいて幅広く学ぶことができます。また長崎大学病院における手術件数は全国トップクラスであり、小児・産科・心臓・移植麻酔など様々な症例の経験をすることができます。
総合診療科 平 篤
Q.こちらの研修施設や専門研修プログラムを選んだ理由を教えてください。
A. 総合診療科は患者さんが抱える疾患の問題から生活における問題まで幅広く見通し、患者さんと向き合う診療科です。
特定や対応が難しい病態のマネジメント、疾患や年齢などのせいで日常生活を送ることに苦労がある方に対しての医療資源や社会資源のマネジメントを行っています。
これらのことをするには幅広い視野が必要になってきます。
これを養うための研修ローテーションが組まれ、定期的に適切なフィードバックがあるため、自身の成長が期待できるこのブログラムを選び、実際日々成長できています。
Q.専攻医として過ごしてみて研修内容、指導体制や診療科の環境、雰囲気はいかがですか? 感想を教えてください。
困った事例に関しては疾患のことでも社会的なことでもなんでも真剣に向き合ってくれるため相談しやすく、その都度フィードバックもあり、成長にも繋がっています。
また、幅広い視野で診療するという観点から興味ある分野へ一度飛び込ませてくれる体制を整えてくれるところも様々な経験を積もうというモチベーションに繋がっています。
Q.実際に専門研修をする中で、この研修施設や専門研修プログラムを選んでよかったと思うポイントを教えてください。
疾患に対する経験や知識をつけるため、また、患者さんに提供できる医療資源や社会資源についての理解を深めるために適切な医療機関で研修ができるようになっているところです。
移植・消化器外科 黒滝 航希
Q.こちらの研修施設や専門研修プログラムを選んだ理由を教えてください。
学生時代、手術に参加した際、手術によって患者さんを助けることに感動し外科医になりたいと思うようになりました。
長崎大学病院で外科専攻医として働く場合は、外科ハブセンターに所属することになります。
これにより他科手術にもシームレスに参加することができ、専門医取得に必要な症例を十分に経験することが可能です。
このようなセンターがあることは、長崎大学病院の利点だと思います。
Q.専攻医として過ごしてみて研修内容、指導体制や診療科の環境、雰囲気はいかがですか? 感想を教えてください。
移植・消化器外科についてですが、分野は消化器全般から乳腺、内分泌、小児まで幅広く扱っており、様々な手術を経験することができます。
特に当科ではロボット手術、移植手術、再生医療など市中病院ではなかなか経験できないような先進医療にも力を入れています。
一方で若手が執刀する手術も多く、卒後3年目ながら腕を磨かせてもらっています。
上級医の先生方は皆教育熱心で、熱い思いがあれば必ず受け止めてくれると思います。
Q.実際に専門研修をする中で、この研修施設や専門研修プログラムを選んでよかったと思うポイントを教えてください。
外科ハブセンターとして一つの部屋があり、そこに腫瘍外科、心臓血管外科、移植・消化器外科の専攻医が集まっています。
同じ年代の外科医が近くにいることで、各科の垣根なく相談することができます。
また大学病院は各分野のスペシャリストが揃っており、最先端の知見を深めることができます。
このような環境が日々の研修を楽しく、有意義なものにしてくれていると思います。
小児科 栁 貴文
Q.こちらの研修施設や専門研修プログラムを選んだ理由を教えてください。
私は小さい頃から小児科を志していましたので、小児科の道に進むことに迷いはありませんでした。
問題は、どこで小児科医として過ごすかでした。私は長崎大学卒ではありますが熊本出身で、研修病院は福岡の九州医療センターでした。
そのこともあってか、なぜ長崎に戻ってきたのかよく聞かれます。熊本に戻ることや、福岡でそのまま医師人生を続けることなど、いろいろな選択肢がありましたが、長崎に帰ることを選びました。
理由は、長崎で知り合った仲間とともに医師として働きたいと考えたからです。特に、研修病院が県外だったことは、長崎の良さに気付かされるきっかけとなりました。
Q.専攻医として過ごしてみて研修内容、指導体制や診療科の環境、雰囲気はいかがですか? 感想を教えてください。
専攻医になって、研修医とは違ってきつさや責任感が違います。
また、COVID-19の児が増加したことで仕事量が増え、たまに自分がなぜ小児科医を目指したか忘れるくらい疲弊することもあります。
しかしその分やりがいもあります。まだまだ未熟な点が多いですが、周りには頼りがいのある先輩方がいますし、気軽に聞きやすい環境でとても楽しい雰囲気です。
Q.実際に専門研修をする中で、この研修施設や専門研修プログラムを選んでよかったと思うポイントを教えてください。
医局に入ることで、医局の先輩方が全員で私達専攻医を育ててくださる雰囲気があるので、長崎大学病院で良かったなと思います。
また、素敵な同期に恵まれた点も、長崎での研修プログラムを選んでよかったと思いました。
精神神経科 古賀 公基
Q.こちらの研修施設や専門研修プログラムを選んだ理由を教えてください。
修練医、専攻医が中心となり治療方針を主体的に考え、学びを深めていく環境である事を目にし、長所と感じたため。
元来長崎大学が母校であり、熱意のある先生に勧誘された事も動機の一つです。
Q.専攻医として過ごしてみて研修内容、指導体制や診療科の環境、雰囲気はいかがですか? 感想を教えてください。
近年入局者が増えてきており、同期も多く、皆が活気を持って責任感強く診療に臨んでいます。
医局は開放的な雰囲気であり、臨床疑問がある際は若手の先輩医師は当然のこと、教授にも躊躇いなく相談できます。
雑談のように思える会話であっても、振り返るとスーパーヴァイズになっており、診療の見直しのみならず、自身の人間としての成長に繋がっていく事も当科の特徴でしょうか。
Q.実際に専門研修をする中で、この研修施設や専門研修プログラムを選んでよかったと思うポイントを教えてください。
当院の精神科が対象とする疾患は非常に幅広く、老若男女問わず、あらゆる背景の中で不調を来した患者を担当します。
それぞれ個別性、具体性が求められ、当科の治療の重要な部分である、バイオ、サイコ、ソーシャルの各々に目を向ける事がいかに大事か、実践の中で学ぶことができます。
当然身体疾患が並存した症例も数多く、病棟でもリエゾンでも担当する機会があります。
身体面にも目を向ける必要があり、医師としての総合力も磨くことができます。
児童や依存症などの勉強会やセッションも行われており、最近だとロボットを臨床応用する研究も行われています。
それぞれの垣根は低く、自発的に積極的に参加できることも魅力の一つだと思います。
第二内科(呼吸器内科) 瀬戸口 大地
Q.こちらの研修施設や専門研修プログラムを選んだ理由を教えてください。
新・内科専門医制度において、内科系医師はgeneralityとsubspecialtyのいずれの領域においても一定以上の能力が求められます。
実力をつけるために、私自身は離島診療を含めた全人的医療を学びたいという希望がありました。
その点、長崎大学の専門研修プログラムは関連病院も多く、自身の目指すキャリア形成ができると考えて選択しました。
Q.専攻医として過ごしてみて研修内容、指導体制や診療科の環境、雰囲気はいかがですか? 感想を教えてください。
当科は胸部腫瘍、呼吸管理(喘息・COPD・アレルギー・間質性肺炎)、感染症のグループで構成されています。
それぞれの分野にspecialistがおり、サポートが手厚く、困ったことがあれば相談しやすい環境です。
症例が豊富で手技の機会も多く、最新の知見に触れることで日々実力をつけることができています。
また、育児にも配慮があり、男女ともにおすすめの診療科です。
Q.実際に専門研修をする中で、この研修施設や専門研修プログラムを選んでよかったと思うポイントを教えてください。
経験できる症例の数やバリエーションが多く、充実した研修を送ることができています。
また、他科との垣根も低く、専門外の分野の情報交換できるのも魅力の一つです。
整形外科 磯部 優作
Q.こちらの研修施設や専門研修プログラムを選んだ理由を教えてください。
学生時代から臨床研究のアシスタントとして教室に出入りをしており、その流れで自然と整形外科医を目指しました。
各分野のスペシャリストの先生方がいらっしゃり、国内・海外の留学も可能であることと、市中病院に豊富に症例があることも長崎大学を選んだ理由の一つです。
早い段階(場合によっては初期研修中)から執刀を経験できることは、周囲に指導医がいる中で執刀することができることなので、落ち着いて経験を積むことができると考えました。
Q.専攻医として過ごしてみて研修内容、指導体制や診療科の環境、雰囲気はいかがですか? 感想を教えてください。
学生時代から感じていたように、教室の雰囲気はおおらかで自分に合っていると思います。
コロナ禍ということもあり、症例数が自然と少なくなっており、恐らく例年と比較してゆとりを持って専攻医生活を送ることができていると思います。
実際、時間のある土日は趣味のロードバイクに明け暮れています。
また、外勤先であっても大学病院内であっても指導医に尋ねやすい雰囲気があるため、安心して仕事に臨むことができています。
Q.実際に専門研修をする中で、この研修施設や専門研修プログラムを選んでよかったと思うポイントを教えてください。
大学病院というマンパワーの多い病院から後期研修をスタートできるため、休みやすいことは良かったと思っています。
先日、学生時代から行っていた研究に関係するテーマで、アメリカ・テキサスで行われる海外学会に参加してきました。
1週間、大学業務のお休みをいただいて行ってきたのですが、教授を初め海外留学を経験されている先生方が多い教室だからこそ、そのようなことにも挑戦しやすいのだと思います。
病理診断科・診断部 添田 李子
Q.こちらの研修施設や専門研修プログラムを選んだ理由を教えてください。
A.長崎大学病院を基幹病院として、様々な連携病院での研修も可能なプログラムであり、3年間の専門研修を自分の希望に沿う形で進めることが出来る点が魅力的でした。私は初期研修を行った長崎医療センターで1・2年目、長崎大学病院で3年目の研修を行うプログラムを選択しました。
Q.専攻医として過ごしてみて研修内容、指導体制や診療科の環境、雰囲気はいかがですか? 感想を教えてください。
指導医の先生方は皆様お優しく、病理診断に関してはもちろん、プライベートに関しても相談しやすい雰囲気です。
研修初期の頃は切り出しや剖検の手技に自信が持てず、何度も相談してしまいましたが、その都度丁寧に教えてくださいました。生検から手術検体まで症例数・剖検は豊富で、日々勉強し、経験を積むことが出来る良い研修環境です。現在、研修中の長崎大学病院では、日常診断では出会わない稀な症例も検討する事ができ、スキルアップに繋がっています。
Q.実際に専門研修をする中で、この研修施設や専門研修プログラムを選んでよかったと思うポイントを教えてください。
病理医として必要となる基礎的なスキルを手厚くご指導頂けた点です。1例1例を丁寧に診断し、分からない症例も 最初から教えて頂くのではなく、まずは自分で文献を調べて所見を記載してみる過程を踏み、学びを深める研修体制は私に合っていました。
放射線科 平尾 真希
Q.こちらの研修施設や専門研修プログラムを選んだ理由を教えてください。
放射線科・IVRを志望して長崎大学放射線科のプログラムを選びました。
長崎大学は、画像診断と放射線治療の両者をしっかり学べる環境があると思いました。
また、画像診断の中でもIVRの症例数が多いのが魅力的でした。
Q.専攻医として過ごしてみて研修内容、指導体制や診療科の環境、雰囲気はいかがですか? 感想を教えてください。
放射線科は色んな種類の検査の実施・読影業務を毎日行っているので、慣れるまではとても大変ですが楽しい点でもあります。
指導体制は良い環境が整っていると思います。レポートの書き方、所見の考え方等についてフィードバックをいただいたり、 画像を後方的に検討するカンファレンスなどはとても勉強になります。何より、上級医の先生方は非常に相談しやすく丁寧に教えて くださる雰囲気があります。また、放射線技師の方々にも撮影条件等について相談しやすく、医局だけでなく放射線部全体が 良い雰囲気だと感じています。
Q.実際に専門研修をする中で、この研修施設や専門研修プログラムを選んでよかったと思うポイントを教えてください。
関連病院は長崎県内ばかりなので、比較的慣れた環境で仕事ができる点は良いと思います。
放射線科の一次試験を受ける際には、単純写真・CT・MRI・エコー・核医学・消化管造影・IVR・治療で 決められた症例数が必要となります。長崎大学放射線科のプログラムでは、決まった検査を 一定期間ローテートするのではなく、全ての検査を3年間で習得・症例を集めることになっています。
慣れるまではとても大変ですが、全ての検査を少しずつ学べるため、疾患の診断に至るまでの過程が 画像を通して包括的に学ぶことができ、あらゆる疾患への理解がより深まる所は他科にはない魅力だと思います。
産婦人科 宮村 侃
Q.こちらの研修施設や専門研修プログラムを選んだ理由を教えてください。
長崎大学病院のたすき掛けシステムで初期研修を行いました。
研修医の時に実際に専攻医の先生方の働き方を見ることができ、将来の自分の姿がイメージしやすかったことが大きかったです。
また、研修医の時にお世話になった先生方と働きたくて選びました。
Q.専攻医として過ごしてみて研修内容、指導体制や診療科の環境、雰囲気はいかがですか? 感想を教えてください。
毎日忙しく、充実しています。とても教育的であり、日々の診療で疑問に思ったことや相談したいことをその場で聞きやすいです。
診療科の雰囲気も若手に仕事を押し付ける感じは一切なく、みんなで頑張るスタイルで尊敬できる先輩が多いです。
Q.実際に専門研修をする中で、この研修施設や専門研修プログラムを選んでよかったと思うポイントを教えてください。
産科や婦人科はもちろん、生殖・内分泌や女性のヘルスケアなど、専門的な分野もあり、幅広く勉強できます。
学会の参加も積極的に行うことができ、上級医が必ず指導として面倒を見てくれます。
当直も若手と上級医の組み合わせで入るため、わからないことや不安なことは必ずフォローしてもらえます。
専門医に必要な要件は必ず満たせるようなシステムが構築されています。
女性は産休・育休を取りやすい環境だと思います。
感染症内科 生塩 功
Q.こちらの研修施設や専門研修プログラムを選んだ理由を教えてください。
全国的に見ても珍しいことをしている長崎大学の感染症内科に学生の頃から興味があり、何度か見学にも来て、いずれは入局することを決めていました。初期研修は市中病院を選んだので、どのタイミングでこちらに来るかは少し迷いましたが、早い段階で臨床以外の業務にも触れておきたいと思い、後期研修から入局することにしました。
Q.専攻医として過ごしてみて研修内容、指導体制や診療科の環境、雰囲気はいかがですか? 感想を教えてください。
ほとんどの症例で主治医をさせていただき、主体的に診療に関わることができています。上級医の指導・サポートも手厚く、話しやすい先生ばかりなので、普段の診療のみならず、今後のキャリアや働き方に至るまで、様々な面で相談に乗っていただいています。臨床、研究、国際協力等、複数の分野を行き来する医局がら、「医師」という言葉からはなかなか想像できないようなキャリアを歩んでこられた先生方も多く、型通りでない自由な働き方や考え方にはいつも驚かされ、刺激を受けています。
Q.実際に専門研修をする中で、この研修施設や専門研修プログラムを選んでよかったと思うポイントを教えてください。
内科プログラムでは専門医資格取得に幅広い症例が必要ですが、病院全体としてそれをサポートする体制がすごく整っていると感じます。他科のローテーションができず、症例に困る大学病院もあると聞く中、当院では内科ハブセンターの管理・サポートのもと、希望の科をローテーションして不足症例を経験できます。院内では少数派ですが、症例経験のみならず、長期のローテーションである程度専門的な知識を身につけたいという希望にも応えていただき、私は今年度、腎臓内科とリウマチ・膠原病内科に3ヶ月ずつ所属する予定です。感染症内科の先生方もそれを後押ししてくれています。
眼科 斉藤 淳哉
Q.こちらの研修施設や専門研修プログラムを選んだ理由を教えてください。
学生時代から外科系に興味がありましたが、眼科特有の短時間で多くの手術をこなして数多くの患者さんの治療にあたるという部分に魅力を感じて眼科を選択しました。長崎大学出身で地域枠だったというのも理由の一つですが学生時代の実習や初期研修を通して医局の雰囲気の良さや熱心に教育指導してくださる点に魅力を感じてそのまま長崎大学病院を選びました。
Q.専攻医として過ごしてみて研修内容、指導体制や診療科の環境、雰囲気はいかがですか? 感想を教えてください。
日々、病棟~外来~手術とあちこち移動して忙しいながらも充実した日々を送れています。眼科は他科とかぶっていない部分が多く、なかなか初期研修を修了しただけではわからない部分も多いですが、略語だらけで最初はよくわからなかったカルテの読み方や細隙灯顕微鏡の使い方や所見の取り方など初歩的な部分から先生方が優しく指導してくださるので長崎大学を選択してよかったと思います。また、症例によっては白内障、斜視の執刀やレーザー、硝子体内注射、EDTA、角膜の献眼といった処置の機会も与えてくださるので手技的な部分でも経験を積ませていただいています。
Q.実際に専門研修をする中で、この研修施設や専門研修プログラムを選んでよかったと思うポイントを教えてください。
大学病院という特性上、重症な方を担当することもありますが、わからないことや不安な点などは先生方に相談しやすい環境だと思います。また、上級医の先生だけでなく、同期、視能訓練士や看護師といった他職種のスタッフも困っている時には支えてくださるのでとても働きやすい環境で仕事ができています。
血液内科 松本 和幸
Q.こちらの研修施設や専門研修プログラムを選んだ理由を教えてください。
学生実習や初期研修時から血液内科に興味があり、治療方針の検討、治療前の全身評価、治療開始後に生じる発熱や臓器障害への対応、 重症感染症での全身管理を含めた支持療法全般や、専門各科へのコンサルテーションなど、幅広い能力が求められる点が魅力だと感じました。
Q.専攻医として過ごしてみて研修内容、指導体制や診療科の環境、雰囲気はいかがですか? 感想を教えてください。
血液内科は主治医制のもとで、指導医や科内でディスカッションを行いながら治療方針の決定や病棟管理を行います。
医局内の雰囲気もよく、どの先生にも気軽に相談できるため、非常にいい環境で成長を実感することができます。
Q.実際に専門研修をする中で、この研修施設や専門研修プログラムを選んでよかったと思うポイントを教えてください。
内科全般の広い知識だけでなく、高い専門性も身に付く診療科なので非常にやりがいがあります。
またこのように総合診療医的側面があるため、内科専門医を目指す上で必要となる症例も自然と集まると思います。
腎臓内科 吉田 有希
Q.こちらの研修施設や専門研修プログラムを選んだ理由を教えてください。
元々地元である長崎の医療に従事したい気持ちがあり、長崎大学病院のたすき掛けプログラムで初期研修を行いました。
そこで教育熱心な指導医や育児と仕事を両立している女性医師などロールモデルとなるような先生方に出会い、自分自身もそのような医師像を目指したいと思い、この専門研修プログラムを選びました。
Q.専攻医として過ごしてみて研修内容、指導体制や診療科の環境、雰囲気はいかがですか? 感想を教えてください。
慢性腎臓病の教育入院や血液透析・腹膜透析といった慢性期から、急性血液浄化療法や糸球体腎炎のような急性期まで幅広い疾患を経験することができ、充実した日々を送っています。
関連病院と比べ腎生検の件数が多いため、腎病理について学ぶ機会が多いことも魅力の一つだと感じました。
診療科の雰囲気は和やかで指導医や専攻医同士で話しやすく、気軽に相談しやすい環境です。
Q.実際に専門研修をする中で、この研修施設や専門研修プログラムを選んでよかったと思うポイントを教えてください。
腎疾患や腎疾患に関連する疾患や合併症について幅広く研鑽を積むことが出来るだけでなく、 自分の専門領域でない分野でも内科専攻医が万遍なく症例を経験できるよう内科各診療科が協力し合う体制があるため、 内科専門医を目指す上でも十分なサポートが得られる環境だと感じています。
腫瘍外科 大野田 貴
Q.こちらの研修施設や専門研修プログラムを選んだ理由を教えてください。
学生実習や研修でローテートしたときとても指導熱心な先生が多く、将来一緒に働かせて頂きたいと思い腫瘍外科へ入局しました。
当科は呼吸器外科、上部消化器外科、下部消化器外科、乳腺・内分泌外科、小児外科のグループに分かれています。専攻医の間は各グループをローテートし幅広く学ぶことで、将来どの道に進むとしても外科医としての総合力が鍛えられると思います。
Q.専攻医として過ごしてみて研修内容、指導体制や診療科の環境、雰囲気はいかがですか? 感想を教えてください。
腫瘍外科の医局は和気藹々としてとても良い雰囲気です。病棟管理や日々の勉強など大変ですが、上司からしっかりフォローアップしてもらえ、困ったときにいつでも相談できる環境でありとても働きやすいと思います。
どの関連施設に行っても外科医として十分な指導を受けられ、また学術的な側面では若手のうちから学会発表や論文投稿の機会を頂くことができるため、 幅広く外科医としてのスキルを磨くことが出来ていると思います。
また努力を重ねれば、若手のうちから執刀の機会をたくさん頂けるため、大変ですが非常にやりがいを感じ日々成長を感じることが出来ています。
Q.実際に専門研修をする中で、この研修施設や専門研修プログラムを選んでよかったと思うポイントを教えてください。
長崎大学の外科後期研修では外科ハブセンターに所属することになりますが、実際はほとんどの専攻医が移植・消化器外科、心臓血管外科、腫瘍外科のいずれかに入局しておりそれぞれの医局人事で動きます。
ただし長崎大学病院に所属する間は外科ハブセンターとして医局とは別に用意された部屋で過ごし、各科の専攻医が集まるのでお互い切磋琢磨しながらも楽しく日々頑張れていると思います。
また大学病院では他科をローテートしてそれぞれの専門的治療を最前線で学ぶことが出来ることも魅力の一つと思います。
形成外科 熊本 万由子
Q.こちらの研修施設や専門研修プログラムを選んだ理由を教えてください。
A.学生の時から何となく外科系に進みたいと考えていました。
研修医の時に、形成外科をローテートした際に先生方の職人の様な美しい手術に魅せられ形成外科に興味を持ちました。
研修医の時にお世話になった先生方のいる長崎で働きたいという思いがありプログラムを選択しました。
Q.専攻医として過ごしてみて研修内容、指導体制や診療科の環境、雰囲気はいかがですか? 感想を教えてください。
指導体制が手厚いため困ったことがあった時はすぐに先生方に相談することができます。
再建手術や急患が来ると帰りが遅くなる日もありますが、当直がなくオンコール体制であることは当科の魅力だと思います。
形成外科にはグルメな先生方がたくさんいるので美味しいものを食べ行ったり充実した日々を過ごしています。
医局の先生方はとても優しく医局の雰囲気はとてもいいです。
Q.実際に専門研修をする中で、この研修施設や専門研修プログラムを選んでよかったと思うポイントを教えてください。
症例数が多く手術も多種多様です。勉強することは多いですが、その分毎日が刺激的で充実しています。3年目で執刀させていただく機会も多く指導医が手厚く指導してくれるので少しづつスキルアップできているのではないかと思います。
耳鼻咽喉科・頭頸部外科 澤瀬 光佑
Q.こちらの研修施設や専門研修プログラムを選んだ理由を教えてください。
自分は初期研修医の頃から長崎大学病院にお世話になっております。
研修医でローテートした頃から後期研修に関しての案内であったり、実際に医局の先生方とお話しする機会を設けてくださったりなど 後期研修に向けての準備をする期間として非常に有意義な時間を過ごしました。
耳鼻科を選択した大きな理由は、耳・鼻・のどと分野が多岐にわたっており、 後期研修を行いながら、自分に合った専門分野の選択ができると思いました。
Q.専攻医として過ごしてみて研修内容、指導体制や診療科の環境、雰囲気はいかがですか? 感想を教えてください。
実際に耳鼻科医として働きはじめた頃は右も左も分からない状態でしたが、 当直(オンコール)の際の先輩方のバックアップ体制もしっかり整っていて、 自分で考えながら、分からない部分は相談するという環境が非常に自分の能力の向上につながり、ためになっています。
先輩方も質問には優しく丁寧に答えてくださり、日々の業務で学習できることの多い雰囲気だと思います。
Q.実際に専門研修をする中で、この研修施設や専門研修プログラムを選んでよかったと思うポイントを教えてください。
自分の意見をしっかり発言する機会を与えてもらっているところや先輩の先生方とも気さくに話しかけやすい雰囲気は 後期研修を行っていくなかで非常に働きやすいなと感じます。
医師の仕事の性質上、様々な職種の方とコミュニケーションをとる機会が多く、 これから、その中でしっかり発言を行っていけるようになっていきたいと思っています。
高度救命救急センター 脇山 史美子
Q.こちらの研修施設や専門研修プログラムを選んだ理由を教えてください。
東日本大震災を契機に救急医を志望するようになりました。災害医療に興味があり、外傷症例が豊富な長崎大学病院救急科プログラムを選びました。
また、県で唯一のドクターカーもあり、プレホスピタルも経験出来ることが魅力的でした。
Q.専攻医として過ごしてみて研修内容、指導体制や診療科の環境、雰囲気はいかがですか? 感想を教えてください。
専攻医の数が多くないため、症例・手技に困ることはありません。指導医の先生方も教育熱心で、困ったらすぐに相談することが出来る体制が整っています。
重症の患者さんが多いため毎日朝・夕に申し送りを兼ねたカンファランスがあります。白熱することもありますが、大変勉強になります。
医局員の人数は決して多くはありませんが、少数精鋭の診療科だと感じています。
救急病棟の看護師さん・薬剤師さん・リハビリスタッフも優しく、職場環境として本当に恵まれています。
みなさんに育てていただきながら研修生活を送ることができています。
Q.実際に専門研修をする中で、この研修施設や専門研修プログラムを選んでよかったと思うポイントを教えてください。
科の特色として他科と関わる機会が多くありますが、どの科の先生方も優しく相談に乗ってくださります。長崎大学病院全体としてアットホームな雰囲気があります。
長崎県内の最重症症例が搬送されてくるため初期対応〜病棟管理まで学べます。
治療方針に悩むことも多いですが、常に上級医の先生がついていてくださるため安心して働けます。
ぜひ一度長崎大学病院、高度救命センターに見学にきてくださいね!
総合診療科 野口 大気
Q.こちらの研修施設や専門研修プログラムを選んだ理由を教えてください。
初期研修プログラムの時より医学の基礎を徹底して学ぶことができた科でした。
臨床・教育・研究の3本柱を掲げており、どれにおいても充実した体制を持っていることを感じました。
何より日本各地から集まった理念とプロフェッショナリズムを持った先生方の人柄に惚れ、このプログラムを選択しました。たくさんのメンバーに囲まれて、切磋琢磨の日々を送っています。
Q.専攻医として過ごしてみて研修内容、指導体制や診療科の環境、雰囲気はいかがですか? 感想を教えてください。
感染症や内科的合併症を中心に、多種多様な医学的プロブレムをもった患者の診療にあたっているため、生物医学的な知識を十分に身につけられる研修内容です。
病院総合医のニーズを意識しつつ、患者さんの心理社会的なプロブレムも追求できる点も魅力だと感じています。
綿密なフィードバックやチームでのサポート体制が充実しているため、過度にストレスを溜めずに心理的安全性を保ちながら、日々勉強を続けられる環境です。
Q.実際に専門研修をする中で、この研修施設や専門研修プログラムを選んでよかったと思うポイントを教えてください。
全国でも珍しく、総合内科と総合診療科が併存したシステムを採用しており、どちらの要素も学ぶことができる環境になっていることは選択した後に気がついたことです。
多様な内科的疾患・社会背景を持つ患者さんを診療する日々の中で、各専門科や多職種の方々との連携しながら、その度に新しい経験を得ることができ飽きることがありません。
解決が難しい問題にぶつかることも多いですが、壁を乗り越えるたびに確実に一歩ずつ身についてきたと感じています。
産婦人科 志田 泰一朗
Q.こちらの研修施設や専門研修プログラムを選んだ理由を教えてください。
長崎医療センターと長崎大学病院をどちらもまわる初めてのプログラムを選びました。(3年目長崎医療センター、5年目長崎大学)
理由としては高度医療から地域医療に及ぶ長崎県全体での産婦人科領域の需要を実際の現場で肌で感じることができる考えたからです。
Q.専攻医として過ごしてみて研修内容、指導体制や診療科の環境、雰囲気はいかがですか? 感想を教えてください。
長崎医療センター産婦人科はアットホームな雰囲気であり上級医にの先生に気軽に質問ができます。
分からないことがあるとすぐに質問ができ自分の知識の幅を広げるのに適した場所だと考えます。
Q.実際に専門研修をする中で、この研修施設や専門研修プログラムを選んでよかったと思うポイントを教えてください。
先生方が親身に教えてくださり日々充実した日々を送れています。
外科 行武 彩季
Q.こちらの研修施設や専門研修プログラムを選んだ理由を教えてください。
消化器外科、呼吸器外科、乳腺・内分泌外科それぞれ専門の先生方がいて外科医としての基礎を学びながら専門性も身につける環境があると実感したことや、多岐にわたる症例が豊富にあり多くの経験ができると思い、当院での後期研修プログラムを選択しました。
Q.専攻医として過ごしてみて研修内容、指導体制や診療科の環境、雰囲気はいかがですか? 感想を教えてください。
2022年の1年間で、執刀件数は緊急手術も含め152例でした。胃癌や大腸癌などの悪性疾患の手術も多く経験させていただきました。
消化器外科は3グループで診療をしていますが、他グループの先生や消化器外科以外の先生方からもたくさん指導をいただき、困ったときには必ず相談できる先生がいたので、安心で、また安全な診療ができたと感じています。
Q.実際に専門研修をする中で、この研修施設や専門研修プログラムを選んでよかったと思うポイントを教えてください。
多くの症例を経験させてもらえたことや、その症例を自ら診療させてもらえる場面が多くあったことです。
自ら考えて診療することで多くを学び経験することができましたし、指導医の先生に分からないことはすぐに聞くことができる環境であったため、疑問をそのままにせず診療をすすめることができたと思います。どの先生も困っていると大丈夫?と声かけをしてくださったり、質問をすると丁寧に答えてくださり感謝しています。
消化器外科 中山 嵩士
Q.こちらの研修施設や専門研修プログラムを選んだ理由を教えてください。
学生時代から消化器外科を志しており、クリクラの時に当科で1カ月間お世話になりました。
毎日手術に入り指導医の谷口先生をはじめ多くの先生に熱心にご指導いただいたことをきっかけに、当院での初期研修を選択しました。(また、病院から飲み屋へのアクセスが良く、それも大きな理由の一つです。)
初期研修中にも外科を4カ月ローテートし、忙しいながらも楽しく充実した日々を過ごしました。
当院で外科の後期研修プログラムが新設されることとなり、そのまま残留して働きたかったので、当院の後期研修プログラムを選びました。
Q.専攻医として過ごしてみて研修内容、指導体制や診療科の環境、雰囲気はいかがですか? 感想を教えてください。
症例数は豊富で毎日手術に入れますし、修練医でも執刀の機会が多いです。
胆摘やヘルニアなどの良性疾患に限らず胃や大腸の悪性腫瘍、汎発性腹膜炎や絞扼性イレウスの緊急手術など、様々な症例を数多く経験しました。
参考程度ですが、自分の2022年度の全身麻酔手術執刀数は120例でした。
基本的には上級医と2人で1チームで動き、温かく時に厳しくご指導いただいています。外科自体の雰囲気もさることながら、看護部やコメディカルスタッフも協力的で明るいです。
病院全体として働き方改革が推進されており、働くときは働き休むときは休む、とメリハリが効いています。働いていて楽しいです。
Q.実際に専門研修をする中で、この研修施設や専門研修プログラムを選んでよかったと思うポイントを教えてください。
なんといっても経験できる症例数、執刀機会が多い点です。術中だけでなく術後管理まで主体的に行えるので充実した外科研修が出来ます。
他科の診療体制も充実しており、内科、救急科、麻酔科、集中治療科の先生方に相談にのっていただけるのでありがたい環境です。また、病院近くに飲み屋がいっぱいあります。
病理診断科 松岡 優毅
Q.あなたの所属する診療科の魅力やお勧めポイントは何ですか?
大学プログラムに則って病理医として研修をスタートのは私だけであることもあって、プログラム責任者をはじめ各施設の先生方にも気軽に相談できる環境で、自分の希望に沿った研修を行うことができています。現在は初期研修もさせていただいた嬉野医療センターで後期研修していますが、臨床側には初期研修で指導いただいた先生も多く、非常にコミュニケーションがとりやすく、病理診断に集中できる良い環境です。 また、外勤先でもいろいろな先生方に切り出し・診断に関して指導していただき、嬉野医療センターでは見ない症例も検討でき日々スキルアップできています。 HPなどでは伝わらない良さがきっとあると思うので、希望の診療科(もちろん病理を志してもらえるとなおうれしいですが)は、直接見て聞いて感じて決めると良いと思います。
Q.この専門研修プログラムを選んだ理由は何ですか?
自分がやりたいことの意思表示がしやすい環境です。家庭との両立も親身になって考えてくれる点。
腫瘍外科 木谷 聡一郎
Q.あなたの所属する診療科の魅力やお勧めポイントは何ですか?
腫瘍外科ですが,自由の中にもしっかりとした規律があり,熱意があればその気持ちに応えてくれる医局だと思います。腫瘍外科は,呼吸器外科,胃・食道外科,大腸・肛門外科,小児外科,乳腺・内分泌外科,肝胆膵外科等がありますが,専門分野を100%自分の意志で選ぶことができます。また,海外留学,国内留学も行きたければ,行くことができます。仕事に関しては,少しでも気になることがあれば,上の先生に質問しやすい状況にあります。3年目ですが,執刀させていただくことも多く,満足しています。手術が好きでうまくなりたいと思う人は,男女問わず,外科に一歩足を踏み出してみてはいかがでしょうか。
Q.この専門研修プログラムを選んだ理由は何ですか?
手術が好きで上手くなって人を救いたいという気持ちで外科に入りましたが, 研修医の頃と比べてずっと外科にいれるというのはやはり最高です。 プログラムとしても長崎大学病院のみで外科専門医をとれるようになっており, 足りていない症例があればとれるようになっているのでその点でも心配はいりません。
放射線科 志方 真妃
Q.あなたの所属する診療科の魅力やお勧めポイントは何ですか?
症例も多く勉強する時間がたくさんあります。指導医も多くて基本的なことから専門的な事まで学べる環境が整っています。 医局の雰囲気がとっても良いです!
Q.この専門研修プログラムを選んだ理由は何ですか?
関連施設がほとんど長崎県内で、症例数の多い病院ばかりであること。
整形外科 向井 順哉
Q.あなたの所属する診療科の魅力やお勧めポイントは何ですか?
医療従事者に共通する事は自身が関わる人に幸せになって欲しいという希望であると思います。整形外科において、その実現方法は健康寿命をのばす、機能回復などがあげられます。 歩行に苦痛を感じ家に籠っていたが、疼痛が軽減され、散歩を楽しめる様になり、その結果気持ちは前向きに、身体も強くなった。今まで動くことが当たり前だった腕が突然の事故で使えなくなりこのままでは家族を養うこともできない、しかし手術をすることで仕事に従事できる、子供を抱ける様になった・・・とても素晴らしいことではないでしょうか?整形外科というともちろん手術をイメージされると思いますが、それは一つの方法であり、その根本は携わる人の生活、家族、人生と対峙し、そして皆がハッピーになる力添えをしたいといった心です。 こういった事に自分の一生をかけて熱く取り組む事ができる、それが整形外科です。
Q.この専門研修プログラムを選んだ理由は何ですか?
整形外科は多様な分野があり、それぞれ専門性が高いという特徴があります。それらをまず大学で一通り経験、学習し、その上で実践する場としての大学以外の病院があり、その後最も能力を発揮できる分野を突き詰められると考え選択しました。
産婦人科 永田 幸
Q.あなたの所属する診療科の魅力やお勧めポイントは何ですか?
産婦人科は産科、婦人科と診療内容は多岐にわたり、自分の興味がある分野を とことん追求することができます。 当科の特徴は何と言っても、出産に立ち会う際の感動と充実感です。 それは何物にも代えがたく、産婦人科になってよかったと毎回思わせてくれます。 自分が分娩で関わった子供達が未来を創っていくという、産婦人科でしか味わえない 命のバトンを一緒に繋ぎたい人は是非産婦人科に触れるところから始めてみませんか?
Q.この専門研修プログラムを選んだ理由は何ですか?
私は専門研修プログラムを選ぶ際、産婦人科としてあらゆる分野を満遍なく 学んでいきたいと思っており、このプログラムならそれができると確信し選択しました。 それは、長崎大学病院産婦人科には婦人科、産科、生殖とそれぞれの分野に specialistがいるため、どの分野も多くの症例を経験できるからです。 実際に働いてみても、困ったことがあればすぐに相談でき、豊富な手技も経験でき、 日々成長を感じる事ができています。是非、選択してみてください。
形成外科 小橋 啓太
Q.あなたの所属する診療科の魅力やお勧めポイントは何ですか?
形成外科では直接命に関わらないような手術も多くありますが、例えば唇裂口蓋裂などの先天奇形の手術は、患者さんの人生を大きく左右するものです。術後に患者さんの満足した姿を見られた時には、形成外科医として大きな喜びを感じます。また、個人によって身体的形態は大きく異なるので、形成外科には定型手術は多くありません。最新の知見に触れ、常に最善の治療方法を模索しながらの診療なので、毎日が非常に刺激的なものです。
Q.この専門研修プログラムを選んだ理由は何ですか?
長崎大学形成外科は歴史が非常に古く、九州外にも多くの関連病院を有しています。様々な地域で医師として働けることは、見聞を広げることができると同時に単純に楽しそうであると感じました。また、人間関係などで不必要なストレスのかかる職場で働くことは、医師としての成長の阻害になると考えています。医局自体の雰囲気が非常に良かったことも、本プログラムを選択した理由の1つです。
耳鼻咽喉科・頭頸部外科 吉田 翔
Q.あなたの所属する診療科の魅力やお勧めポイントは何ですか?
耳鼻科を選んだ理由はマイナーでありながらも外科的、内科的なもの両方兼ね添えているという点で選びました。また自分が難聴で経験していることを患者様の役に立ちたいという理由もあります。
Q.この専門研修プログラムを選んだ理由は何ですか?
初期研修医プログラムの時から指導がしっかりあり、手術や処置なども積極的に担当させていただきました。初期研修医で気管切開術の執刀をさせてもらえるとは驚きました。様々な経験を早くから積むことができ、一日でも早く成長できると思い、この専門研修プログラムを選びました。入局後も変わりなく熱血な指導の上で毎日充実した日々です。また修練医、後期研修医の先生方向けの週1の勉強会もあり、さらにスキルアップを磨いております。
総合診療科 長郷 彰雄
総合診療科は国内ではまだ歴史の浅い新設の科です。現段階では専門性の高い日本の医療の中であり方を模索していますが。初期研修病院でのホスピタリストとしての在り方や、複数の疾患がありながら明確なメインとなる臓器別疾患がない方の診療などを行う立ち位置に魅力を感じて入局しました。プライマリケアからホスピタリスト、大学などでの原因不明疾患の検索など、一次~三次までの多様な在り方も総合診療の魅力だと思います。
消化器内科 松尾 諭
Q.あなたの所属する診療科の魅力やお勧めポイントは何ですか?
消化器内科の魅力は病態や疾患の幅広さです。進行癌や炎症性腸疾患のような長期的な治療を要する疾患から、消化管出血、閉塞性黄疸など緊急性の高い病態まで様々な疾患・病態の診断と治療を行います。また内視鏡検査は検診としてたくさんの受診者がいる中で専門性が求められます。活躍できる場所が多く、働き方も様々で、女性の先生たちが活躍しているのも魅力の一つだと思います。
Q.あなたが所属する診療科を選んだ理由は何ですか?
もともと手術や手技がある診療科に興味がありました。内視鏡をもたせてもらい、自分のやった検査がそのまま診断や治療に繋がることに面白みを感じました。内視鏡も上部・下部・側視鏡、エコーもあってどんどん新しい技術が開発されていて、手技の幅も最初思っていたよりも広かったです。そしてそれらを使いこなしている先輩方がかっこよく、医局の雰囲気もとても良かったです。
精神神経科 中西 美枝
Q.あなたの所属する診療科の魅力やお勧めポイントは何ですか?
・グループ制で経験豊富な先生にいつでも相談でき、のびのびと研修できる。医局内に心理士さんや精神保健福祉士さんもおり、疑問点があればすぐ相談できる。
・若手の勉強会や医局内勉強会がある。自由な時間に勉強する環境や文献などがととのっている。
・子育て中の女医さんもおり、モデルケースがはっきりしている。
・入院~退院だけでなく、その後の社会生活にいたるまで患者さんの未来に寄り添うことができる素敵な科です。
Q.あなたが所属する診療科を選んだ理由は何ですか?
もともと興味はあったのですが、ポリクリのときにまわってみて、患者さんの世界観を同じ目線で見てみたいと思ったのが大きなきっかけです。また、似たような薬剤のそれぞれの特徴を生かした薬物療法や、患者さんの生まれてきてから今までの生活や考え方から患者さんの現状を診る、というということが興味深いと感じました。
患者さんに生きることにやりがいを感じてほしいと思いながら毎日診療しています。
耳鼻咽喉科 高島 寿美恵
Q.あなたの所属する診療科の魅力やお勧めポイントは何ですか?
中耳炎や扁桃炎、めまい、難聴や副鼻腔炎、頸部腫瘍など幅広い疾患を扱うので 子どもからお年寄りまで幅広い年齢層の患者さんと接する事ができます。
また、初診~診断~手術~外来~終診まで一貫して自科で行えるところも魅力です。
Q.あなたが所属する診療科を選んだ理由は何ですか?
外来で診察した患者さんを自分で診断し、治療法を考えてマネージメントを行い、その後のフォロ-アップも含めて自分で責任を持って行える点に魅力を感じました。
耳鼻科領域の疾患はすぐに処置の必要な緊急性の高い疾患も多いため、診療には緊張感もありますが、一方で慢性的な疾患や経過の長い疾患も多く、患者さんと密接な関係を築くこともできます。
患者さんとの会話を楽しみながら診療ができる耳鼻咽喉医になりたいと思い進路を決めました。
救命救急センター 村橋 志門
Q.あなたの所属する診療科の魅力やお勧めポイントは何ですか?
多発外傷や敗血症などの重篤な状態にある患者さんを治療する時は、各科と連携しつつ初期治療・根本治療・集中治療の全てにおいて中心的な役割を果たす医師が求められます。
救命救急センターでは集学的な治療を要する患者さんを多く担当しており、そうした場面で活躍できる医師を養成するのには最適な環境です。科だけではなく、職種を越えたコミュニケーションが重要となるのも、救急の特徴です。
Q.あなたが所属する診療科を選んだ理由は何ですか?
救急では失われつつある命を守るため「治療」「診断」を並行して行います。スピード感があり、かつロジカルな思考が要求される科です。そこで腕を振るいたいと思ったことが救急を選んだきっかけです。また元々、臓器横断的に診る医師になりたいと思っていた事も理由の1つです。
ですが何より、死の淵にある人に自分の持つ知識・技術を全て投じ元の生活に帰してあげたいという思いがある事こそが、救急を選んだ最大の理由です。
小児科 木下 麻莉子
Q.あなたの所属する診療科の魅力やお勧めポイントは何ですか?
最近、総合医という言葉を耳にします。小児科は以前から臓器別に偏ることなく総合医として子どもたちに医療を提供してきました。小児科の魅力はcommon diseaseから稀な疾患まで様々な分野の病気を診ることができることです。そして小児科の一番の魅力は子どもたちの笑顔と元気な姿です。病気で辛そうな様子の子どもたちが日ごとに元気になり笑顔で「ありがとう」「バイバイ」と言って帰っていく姿は日々の診療の疲れを癒してくれます。
Q.あなたが所属する診療科を選んだ理由は何ですか?
昔から子どもが大好きで、医学部に入学する前から子どもに関わる仕事をしたいと思っていました。学生での臨床実習や研修医の時には子どもたちの笑顔に癒され元気をもらっていました。その笑顔を守る仕事がしたいと思い小児科を選びました。でも一番の理由は子どものためなら辛いことやきついことも頑張れるというのが本音です。
泌尿器科・腎移植外科 近藤 翼
Q.あなたの所属する診療科の魅力やお勧めポイントは何ですか?
みんな和気あいあいとしているところ。一番学年が下の僕が言うのもあれですが、いい意味で気を遣い過ぎることがない。科の性質上、手術や手技が多くon/offがはっきりしている。手技も結果がすぐわかるものが多く、わかりやすい。
泌尿器科といっても癌、移植、排尿機能、婦人、小児、感染症・・・と幅が広く学問的にも面白い。
Q.あなたが所属する診療科を選んだ理由は何ですか?
大学6年時のクリクラで泌尿器科を選択して以降、すごく良くしていただいたのがきっかけ。望月先生と並んで立ちしょん(立位排尿)しながら「一緒に働こう!」と誘っていただいたのが最後の決め手。
先輩方の手術を筆頭に診療をみていて、一生かかっても極めきれないと感じた。裏返せば一生飽きないと確信した。
皮膚科・アレルギー科 渡辺 千秋
Q.あなたの所属する診療科の魅力やお勧めポイントは何ですか?
・皮膚は、人体最大の臓器。唯一常に外界と接して身を守っている。
・患者さんは、老若男女。疾患も急性期から慢性期まで。
・皮膚を舞台に起こるのは、アレルギー、腫瘍、感染症、膠原病、免疫疾患、血管性病変、先天性疾患、代謝異常・・・と幅広く、奥深い。
・内科、外科の両方の面がある。手術の後は、病理もみて診断から治療まで。
・学んだスキンケアは、自分にも活かせる。
Q.あなたが所属する診療科を選んだ理由は何ですか?
・内科にも外科にも興味があった。
・サブスペシャリティーが幅広く、好きなものが見つかりそうだと思った。
・家庭との両立や、出産、子育て、定年後など、それぞれの働き方があり、多くのロールモデルがあった。
内分泌代謝内科 酒匂 あやか
地元福岡で初期研修を行い、長崎に戻りました。内科は総合医局で垣根を感じず気軽に相談でき、アットホームな雰囲気で大変働きやすいです。内分泌代謝内科は糖尿病や脂質異常症から、まれな内分泌疾患まで幅広く診療します。育児と仕事を両立されている先輩女性医師も多いのも魅力です。他科患者さんの血糖管理がうまくいったときにはやりがいを感じますし、内分泌疾患をパズルを解くように診断する過程は本当に楽しく日々充実しています。
移植・消化器外科 松隈 国仁
出身は佐賀県、出身大学は宮崎大学です。長崎とは縁もゆかりもなかったのですが、第二外科では出身に関係なく平等に指導して頂いています。外科というと、きつい、厳しい、帰る時間も遅いなどネガティブなイメージがありますが、当医局はオンオフがはっきりしていて仕事が早く終われば早めに帰り、プライベートな時間もきちんと確保されています。診療においては、手術がうまくいって患者さんが歩いて帰る姿をみると本当に良かったなと心の底から感じることができます。長崎に来るまでは不安な事が多かったのですが、今では楽しく充実した日々を過ごしています。
整形外科 朝永 育
長崎大学整形外科は各分野のスペシャリストの先生方が丁寧に指導をしてくださります。また外傷センターが独立してあるため、整形外科として絶対に必要である骨折の知識をアカデミックに学ぶことができます。
専門分野、出身大学など垣根なく医局の雰囲気はとてもよいです。医局主体となり、野球、サッカー、バレー、バスケット、ゴルフなど様々な競技をみんなでできるのもスポーツ経験者が多い整形外科ならではの魅力ではないでしょうか。
産婦人科 永田 典子
赤ちゃん、妊婦さん、高齢者と女性の一生に携わることができます。周産期、悪性腫瘍、生殖内分泌、女性医学と幅広い分野があり、長崎大学病院ではそれぞれに力をそそいでいます。産婦人科に興味がある方は各分野でより深く学ぶことができると思います。また女性の診療に苦手意識がある方は一度研修でまわっておくと苦手意識を克服するチャンスになるかもしれません。熱心に教えてくれる先生がたくさんいるのも自慢です。
泌尿器科・腎移植外科 中村 裕一郎
マイナーで狭い分野を扱う科と思われがちですが、実は色々やってます。身近な排尿のトラブルから腎移植や最先端のロボット手術まで幅広く診療していますし、内科と外科両方できるのも魅力です。高齢化社会を迎える今、泌尿器科医のニーズはますます高まっています。
耳鼻咽喉科・頭頸部外科 中尾 信裕
耳鼻咽喉科・頭頸部外科は頸部以上の脳・眼球を除く顔面の全てを扱う科で幅広い専門領域に分かれます。患者層も小児から高齢者まで幅広い患者さんと接するため非常にやりがいのある診療科だと思います。内科ほど入局員の数は多くないため入局後も上の先輩から沢山声を掛けて頂いて手厚い指導を受けることが出来ます。また、若手医師の関西の病院への国内留学プランなども徐々に始動しています。僕も4月に諫早から大阪梅田に引っ越し、大阪赤十字病院で耳鼻咽喉科・頭頸部外科医として仕事・私生活とも刺激のある充実した日々を送っています。
とてもやりがいがあり面白い耳鼻咽喉科を皆さんにも自信をもってオススメします!ぜひ一緒に楽しく頑張りましょう!
精神神経科 冠地 信和
病長崎大学病院精神科は病棟全体が一致団結して治療に取り組んでいます。診療はグループ制で、方針を日々ディスカッションしながら診療に取り組んでいます。入局後は精神保健指定医、精神科専門医の取得を目指す医員が多いですが、基礎分野に進む人、内科で研修をする人など様々です。女性医師の出産や育児を医局全体で支えようというという方針から、育児休暇取得の奨励や当直免除、勤務時間の短縮など柔軟に対応しています。
病理診断科 唐田 博貴
当科は今まさに発展中!新しく加わった技師や留学生、他科から協力しに来て下さる医師も多く、国際的・学際的な学びに溢れています。多様なスタイルから働き方を選んで専門性を磨いたり、留学や論文執筆など世界へつながるチャンスもゴロゴロしています。従来とは全く異なる病理を体験しに来て下さい!
小児科 吉岡 佐千佳
分野ごとに数グループに分かれて診療を行っています。小児科医は子どものジェネラリストであり、広い知識や経験が必要とされるため、研鑽を積む毎日ですが、とてもやりがいがあります。また医局全体で、学生やレジデントへの指導・教育も熱心な雰囲気です。修練医に対しては勉強会参加のための予定調整や、学会発表・論文作成のサポート等もしていただき、医局の先生方のご厚意にとても感謝しています。
形成外科 渡部 雅子
形成外科の魅力は、創をきれいに治すことです。対象とする部位、年齢、大きさが幅広く、機能面にも整容面にもこだわります。また、無いものや失ったものをつくりだす外科であることも、形成外科の特徴です。女性医師も多く楽しい医局なので、ぜひ一度、長崎大学形成外科に遊びに来て下さい!
脳神経外科 大園 恵介
脳神経外科の魅力は、幅広い学術的な知識を習得できる環境でありながら、適度な休日がありプライベートも充実できる点です。脳血管疾患、腫瘍、脊髄疾患、小児疾患と多岐に渡る症例を経験でき、抄読会や海外留学など英語に触れる機会も多くあります。チーム制の病棟管理を行っているため、若手でも週末の休日を確保できる環境が整っています。
救命救急センター 上木 智博
私の思う救急科の魅力についてはhttp://qqka-senmoni.com/407 よりご確認ください。
※『救急医をめざす君へ』で検索して頂けると、救急医療の「魅力」や「おすすめ」を十二分にご堪能頂けます。
麻酔科 岩崎 直也
長崎大学麻酔科では個々の患者さんの基礎疾患や手術状況に合わせて全身管理を行い、術後の臓器予後まで考えた周術期管理を実践しています。もちろん手術麻酔の知識やスキルを集中治療やペインクリニック、緩和ケア、救急医療で発揮することもできます。またパートタイマー制での勤務も可能で、多くのママさんが育児と両立させながら活躍しています。是非見学に来てください!当然ですが、出身大学による差別なんかありませんよ!笑
放射線科 大塚 哲洋
放射線医学は診断から治療まで幅広く対象としています。放射線診断は現代医学ではなくては始まらないほどに重要性が高い分野です。放射線治療も今後さらに高齢化社会を迎え、がん患者の増加や、医学の全体的な流れとして、より低侵襲的な治療への移行が加速すると考えられ、放射線科医がますます必要となってくるものと思われます。