ながさき地域医療人材支援センター「ながさきのて」
8/16

長崎大学病院の専攻医に聞いてみました!!!あなたの所属する診療科の魅力を教えてください!Interview(2018年実施)Q.あなたの所属する診療科の魅力やオススメポイントは何ですか?A.産婦人科は産科、婦人科と診療内容は多岐にわたり、自分の興味がある分野をとことん追求することができます。  当科の特徴は何と言っても、出産に立ち会う際の感動と充実感です。それは何物にも代えがたく、産婦人科になってよかったと毎回思わせてくれます。自分が分娩で関わった子供達が未来を創っていくという、産婦人科でしか味わえない命のバトンを一緒に繋ぎたい人は是非産婦人科に触れるところから始めてみませんか?Q.この専門研修プログラムを選んだ理由は何ですか?A.私は専門研修プログラムを選ぶ際、産婦人科としてあらゆる分野を満遍なく学んでいきたいと思っており、長大ではそれができると確信し選択しました。それは、長大産婦人科には婦人科、産科、生殖とそれぞれの分野にspecialistがいるため、どの分野も多くの症例を経験できるからです。実際に働いてみても、困ったことがあればすぐに相談でき、豊富な手技も経験でき、日々成長を感じる事ができています。是非、選択してみてください。産婦人科永田  幸(卒後4年目)Q.この専門研修プログラムを選んだ理由は何ですか?A.長崎大学形成外科は歴史が非常に古く、九州外にも多くの関連病院を有しています。様々な地域で医師として働けることは、見聞を広げることができると同時に単純に楽しそうであると感じました。また、人間関係などで不必要なストレスのかかる職場で働くことは、医師としての成長の阻害になると考えています。医局自体の雰囲気が非常に良かったことも、本プログラムを選択した理由の1つです。Q.研修施設や診療科の魅力は?A.形成外科では直接命に関わらないような手術も多くありますが、例えば唇裂口蓋裂などの先天奇形の手術は、患者さんの人生を大きく左右するものです。術後に患者さんの満足した姿を見られた時には、形成外科医として大きな喜びを感じます。また、個人によって身体的形態は大きく異なるので、形成外科には定型手術は多くありません。最新の知見に触れ、常に最善の治療方法を模索しながらの診療なので、毎日が非常に刺激的なものです。形成外科小橋 啓太(卒後3年目)Q.実際に専門研修を受ける中で、「このプログラムを選んで良かった」と思うポイントは何ですか?A.研修でローテートする診療科がフレキシブルに変更できる点です。私が最初に出したローテート希望表では1ヶ月毎に診療科を変わることにしていましたが、研修中には「この指導医の先生からまだまだ学びたい」という思いや、「この疾患についてもっと知りたい」という思いが出てきました。長崎大学病院の研修では1ヶ月前であれば、研修科の変更や延長もできるため、研修中に興味を持った診療科や疾患をじっくり学ぶことができました。Q.あなたが所属する研修施設・診療科の魅力やオススメポイントは何ですか?(後輩へのアピールをお願いします!)A.一番のオススメポイントは人脈が広がることです。長崎大学病院は長崎県の中核となる病院であり、他の研修施設に比べて研修医の数も多いため、同期の繋がりを広く持つことができます。今でも正式にコンサルトするほどではないけどちょっと聞きたい、という時にまずは同期に連絡をしています。また、指導医の先生の数も多く、どの先生方も優しく丁寧に教えてくださるので、カルテの横に座った時にちょっと相談、ということもできます。医師という仕事は自分一人では一人前になれないので、人と人との繋がりがとても大事だと思います。精神科神経科浦島佳代子(卒後3年目)Q.あなたの所属する診療科の魅力やオススメポイントは何ですか?A.医療従事者に共通する事は自身が関わる人に幸せになって欲しいという希望であると思います。整形外科において、その実現方法は健康寿命をのばす、機能回復などがあげられます。歩行に苦痛を感じ家に籠っていたが、疼痛が軽減され、散歩を楽しめる様になり、その結果気持ちは前向きに、身体も強くなった。今まで動くことが当たり前だった腕が突然の事故で使えなくなりこのままでは家族を養うこともできない、しかし手術をすることで仕事に従事できる、子供を抱ける様になった……とても素晴らしいことではないでしょうか? 整形外科というともちろん手術をイメージされると思いますが、それは一つの方法であり、その根本は携わる人の生活、家族、人生と対峙し、そして皆がハッピーになる力添えをしたいといった心です。こういった事に自分の一生をかけて熱く取り組む事ができる、それが整形外科です。Q.この専門研修プログラムを選んだ理由は何ですか?A.整形外科は多様な分野があり、それぞれ専門性が高いという特徴があります。それらをまず大学で一通り経験、学習し、その上で実践する場としての大学以外の病院があり、その後最も能力を発揮できる分野を突き詰められると考え選択しました。整形外科向井 順哉(卒後3年目)8

元のページ  ../index.html#8

このブックを見る